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ジェイミー・レイはアカペラの巨匠!【J.W. Pepper Youtube動画】日本語解説
ヴォクターヴの創始者でお馴染みのジェイミー・レイ。 彼はヴォクターヴのテナー、編曲を担当しており、ペンタトニックスやリバティ・ヴォイセズ、ウィンターパーク...
ジェイミー・レイはアカペラの巨匠!【J.W. Pepper Youtube動画】日本語解説
ヴォクターヴの創始者でお馴染みのジェイミー・レイ。 彼はヴォクターヴのテナー、編曲を担当しており、ペンタトニックスやリバティ・ヴォイセズ、ウィンターパークのバッハ・フェスティバル・ソサエティなどのグループのために、何百ものレコーディングや何十ものフルアルバムを制作してきました。まさに巨匠。 彼は2022年10月1日にJ.W. Pepperのインタビュー動画に出演。この動画ではジェイミー・レイともう一人のレジェンドが出演しています。それはデリック・ジョンソン。彼はヴォイス・オヴ・リバティー(VOL)の創始者であり、ジェイミーとは旧知の友人であり、師匠に値する方です。 この動画ではデリック・ジョンソンのレジェンド物語に加え、ジェイミーとデリックのヴォクターヴ、ヴォイス・オヴ・リバティーそれぞれの設立当初の話、アカペラ合唱団の活かし方、曲の解説などについて語っています。↓動画の下には内容の詳細、タイムスタンプがあります↓ 【ヴォイス・オブ・リバティ設立について】 ヴォイス・オブ・リバティの始まりはアメリカ全土を移動しながらコンサートを行うリ・ジェネレーションという移動合唱団からでした。1972年、当時ディズニー・マジック・キングダムのディレクターを務めていたボブ・クロスが、フロリダのロータリークラブでリ・ジェネレーションのパフォーマンスを見た際、「君たちはディズニーよりディズニーらしいね」と言って、グループにシンデレラ城前での11日間、1日4回のパフォーマンスを許可しました。観客の反応は好評で、メインストリートに並んでまで多くの人々が押し寄せました。 その後、彼らのクリスマスアルバムが、ブロードウェイの歴史で最も成功したミュージカルの指揮・作曲・音楽監督を務めたドナルド・ピッピンという人物の目に留まりました。このクリスマスアルバムが大ヒットし、12月中はパーク内でずっと演奏を続けました。そして1982年にエプコットが開園すると、リ・ジェネレーションはヴォイス・オブ・リバティ(VOL)に改名し、アメリカン・アドベンチャー・パビリオンの常設グループとなりました。 ヴォイス・オブ・リバティが始まったときのキャストは16人でしたが、その後32人に増員されて現在の編成に至ります。何百人もの歌手がグループに参加しましたが、中には20年以上在籍したメンバーもいます。ジョンソンの妻であるデビーは最長在籍年数の記録を保持しており、1982〜2015年の33年間で47,000回以上の公演を行いました! オーディションと選考プロセスについて、ジョンソンは性格が最も重要だと言っています。「私は素晴らしい歌手を求めていますが、何よりも良い人を求めています。歌は教えられますが、人柄は教えられません。」 【合唱サウンドの構築】 ヴォクターヴとヴォイス・オブ・リバティのサウンド構築は、バンドスタイルとは逆のアプローチを取ります。バンドでは低音楽器がグループの基盤を作るのが一般的ですが、ヴォクターヴとVOLは高音から低音に音を築きます。まずソプラノがアンサンブルのトーンを決定し、次にセカンドソプラノがそのサウンドに溶け込み、続いてアルト、テノールと続きます。このアプローチにより、ジョンソンは、両グループが持つユニークでベルベットのような質感が生まれると言います。 発音に関してレイはポップス合唱のアプローチを取っており、パフォーマーは会話する様に言葉を歌うべきだとしています。ジョンソンは、クラシックなクリスマスソング「Joy to the World」の「let heaven and nature sing」の中の「nature」という言葉を例に挙げています。一部の合唱純粋主義者は「nature」を「not-your」と発音すべきだと主張していますが、そのような選択は聴衆を疎外する可能性があると彼は言います。 ジョンソンいわく、「母音は美しさをもたらし、子音は情熱をもたらす。」あなたはどちらを聴きたいですか?「That was amazing」それとも「That was ah-maaaaazing」?「You look wonderful」それとも「You look wooooonderful」? 【VOLとヴォクターヴのアレンジメントをあなたの合唱団に紹介する】...





