アーティスト名 :
ジョゼフ・アレッシ(トロンボーン) Joseph Alessi Trombone
長尾洋史(ピアノ) Hiroshi Nagao, piano
PAMP-1047¥2,618(税込)
販売終了いたしました。
トロンボーンの帝王アレッシ初のライブ盤!
あの伝説の来日リサイタルの全貌がここに!
完璧に計算されたブレスコントロール、効率の良いバズィングが生み出す豊かな音色、合理性を追求した鮮やかなスライドテクニック…このアルバムを聴けば、すべてのテクニックは音楽と歌のためにあったということがわかる。
すでに語りぐさになっているアレッシの来日リサイタルの全貌を満喫できる待望のライブアルバムが遂に登場!
(佐伯茂樹)
《CD評より》
1985年以来ニューヨーク・フィルの首席奏者を務めるトロンボーン界の”神”的存在の一人、アレッシの最新盤。昨年日本におけるリサイタルを収録したものだが、複数の公演とゲネプロ等(実際にはゲネプロの音源は使用しておりません[プロアルテムジケ補筆])の別録音をまじえた、完成度の高い仕上がりになっている。セロツキやボザ等の定番ものをはじめ、同楽器のオリジナル曲を中心とした内容は、愛好家の基本ライブラリーにも最適。演奏は絶妙なヴィブラートを駆使しつつ、暖かな音で息長く歌われ、滑らかなレガートが耳を楽しませる。テクニックはむろん鮮やか。特にプライアー「エア・ヴァリエ」の超絶技巧には言葉もない。(ぶらあぼ2012年7月号 柴田克彦)
2011年の1月、名古屋・大阪・福岡・東京で開かれたリサイタルのライヴ録音で構成。長尾洋史の伴奏が精妙にして俊敏という出色の出来。もちろんアレッシのトロンボーンも凄まじい。とはいえ、決して技術偏重という印象は与えず、音質もニュアンスも表現も、実に音楽性豊かである。(CDジャーナル2012年7月号)
演奏プログラム
[1] R. ブートリ:カプリチオRoger Boutry : Capriccio
[2] H. ビュッセル:エチュード 第5番
Henri Bsser : Etude No.5
[3] H. ビュッセル:エチュード 第8番
Henri Bsser : Etude No.8
[4] A. ギルマン:交響的小品 op.88
Alexandre Guilmant : Morceau symphonique op.88
[5] N. フェッロ:真昼に
Nicola Ferro : Midday, Dedicated to Joseph Alessi
K. セロツキ:ソナチネ
Kazimierz Serocki : Sonatine
[6] I. アレグロ
Allegro
[7] II. アンダンテ・モルト・ソステヌート
Andante molto sostenuto
[8] III. アレグロ・ヴィヴァーチェ
Allegro vivace
[9] J. G. ロパルツ:演奏会用小品 変ホ短調
Joseph Guy Ropartz : Concertpiece in Eb minor
[10] A. ヴィヴァルディ:ソプラニーノリコーダー協奏曲(ピッコロ協奏曲)より「ラルゴ」
Antonio Vivaldi : “Largo” from Sopranino Recorder Concerto (Piccolo Concerto)
[11] E. ボザ:バラード op.62
Eugene Bozza : Ballade op.62
[12] A. プライアー:エア・ヴァリエ
Arthur Pryor : Air Varie
-アンコール- -encore-
[13] V. モンティ:チャールダーシュ
Vittorio Monti : Czardas
[14] Z. コンフリー:鍵盤上の子猫
Zez Confrey : Kitten on the Keys