アーティスト名 : シュテファン・シュルツ Stefan Schulz
MAR-1810 2
演奏: ダニエル・シュニーダー(ソプラノ・サクソフォン)
ステファン・シュルツ(バス・トロンボーン)
マーク・フェルドマン(ヴァイオリン)
このアルバムは「もしヘンデルが現代のマンハッタンにやってきたら?」という想像の元に作られたもの。もちろん歴史上では、ヘンデルがアメリカを訪れたこ とはないのですが…。彼のリズミカルな音楽は、曲そのものがジャジーであり柔軟性を持っているので、現代のハーレムで演奏しても全く遜色なく溶け込んでし まうに違いありません。ここでプロットを書いているのは、作曲家でサクソフォン奏者であるダニエル・シュニーダー。彼はシリアスな作品も多く書いています が、このようなクロスオーヴァー的な作品も大得意であり、ここでも魅力的な音楽を披露しています。
演奏プログラム
作曲:ヘンデル■ソナタ 第6番 ヘ長調 作品5 HWV.401
1.イントロダクション
2.ラルゴ
3.アレグロ
4.アダージョ II
5.アレグロ III
6.アレグロ・モデラート
7.ある時の話
8.音の巨像
■ソナタ 第3番 ホ短調 作品5 HWV.398
9.アンダンテ
10.アレグロ
11.サラバンド
12.アルマンド-アンダンテ・アレグロ
13.ロンド
14.ガヴォット
15.ヘンデル・イン・ハーレム
16.Riffs
17.ジョージとジョージの邂逅
■ソナタ 第2番 ニ長調 作品5 HWV.397
18.アダージョ
19.アレグロ I
20.ミュゼット-アレグロ II
21.行進曲-ガヴォット
22.アラディン
1. TRIO SONATA IN F, opus 5 Nr.6 HWV 401 Introduction to Sonata in F
2. TRIO SONATA IN F, opus 5 Nr.6 HWV 401 Largo Sonata in F
3. TRIO SONATA IN F, opus 5 Nr.6 HWV 401 Allegro I/ Sonata in F
4. TRIO SONATA IN F, opus 5 Nr.6 HWV 401 Adagio II/ Sonata in F
5. TRIO SONATA IN F, opus 5 Nr.6 HWV 401 Allegro II/ Sonata in F
6. TRIO SONATA IN F, opus 5 Nr.6 HWV 401 Menuet - Allegro Moderato; Sonata in F
7. TRIO SONATA IN F, opus 5 Nr.6 HWV 401 Tales from Another Time
8. TRIO SONATA IN F, opus 5 Nr.6 HWV 401 Colossus of Sound
9. SONATA in e minor, opus 5 Nr.3 HWV 398 Andante/ Sonata in e minor
10. SONATA in e minor, opus 5 Nr.3 HWV 398 Allegro/ Sonata in e minor
11. SONATA in e minor, opus 5 Nr.3 HWV 398 Sarabande/ Sonata in e minor
12. SONATA in e minor, opus 5 Nr.3 HWV 398 Allemande-Andante Allegro/ Sonata in e minor
13. SONATA in e minor, opus 5 Nr.3 HWV 398 Rondeau Sonata in e minor
14. SONATA in e minor, opus 5 Nr.3 HWV 398 Gavotte/ Sonata in e minor
15. SONATA in e minor, opus 5 Nr.3 HWV 398 Handel in Harlem
16. SONATA in e minor, opus 5 Nr.3 HWV 398 Riffs
17. SONATA in e minor, opus 5 Nr.3 HWV 398 George meets Georg: ‘Summertime’
18. SONATA in D, opus 5 Nr.2 HWV 397 Adagio/ Sonata in D
19. SONATA in D, opus 5 Nr.2 HWV 397 Allegro I/ Sonata in D
20. SONATA in D, opus 5 Nr.2 HWV 397 Musette - Allegro II/ Sonata in D
21. SONATA in D, opus 5 Nr.2 HWV 397 March- Gavotte/ Sonata in D
22. SONATA in D, opus 5 Nr.2 HWV 397 Aladin
プロフィール
シュテファン・シュルツ(バス・トロンボーン)Stefan Schulz,bass tromboneホルンからトロンボーンに転向。ベルリンとシカゴで学ぶ。1993年〜2002年ベルリン国立歌劇場管弦楽団バス・トロンボーン奏者を経て、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団に入団。1996年から2002年の間はバイロイト祝祭管弦楽団でも演奏。
キャリアの当初より教育へも大きな力を注いでおり、これまでにベルリン国立歌劇場管弦楽団オーケストラ・アカデミー、ハノーファー音楽演劇大学にて教鞭をとり、2000年〜2004年ハンス・アイスラー音楽大学ベルリン客員教授を経て、2004年夏よりベルリン芸術大学教授を務める。
ベルリン放送交響楽団、ハンブルク・フィルハーモニカー、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団、コロンバス交響楽団など多くの著名オーケストラと共演。
室内楽奏者としても活躍しており、ベルリン・フィル・ブラス・アンサンブルのメンバー、またジャーマン・ブラスにも定期的に客演、また、ジョゼフ・アレッシ、ミシェル・ベッケ、ヨルゲン・ファン・ライエンと共に「ワールド・トロンボーン・カルテット」を結成、大きな話題を呼んでいる。
作曲家でサクソフォーン奏者のダニエル・シュニーダーとは多くのコラボレーションを行い、彼の作品の初演やレコーディング、またダニエル・シュニーダー・トリオでも演奏している。
ジャン=ミシェル・ドフェイ、ニールス・マルティンセン、ポウル・ルーザスなどの作曲家の作品の初演やレコーディングも多く行う。 これまでにBISより2枚のCDをリリースしている。
アントワンヌ・クルトワの楽器を使用。
http://www.stefanschulztrombone.com/