Ayano Shimada Piano Recital
十余年の欧州活動を経て.....
会場 : 津田ホール Tsuda Hall
後援 : 在日フランス大使館、ドイツ連邦共和国大使館、桐朋学園音楽部門同窓会
演奏プログラム
ハイドン :ソナタ ヘ長調 Hob.XVI-23J. Haydn : Sonata in F major Hob.XVI-23
フランセ :若い娘たちの5つのポートレートより
J. Franaix : Extract from Cinq portraits de jeunes filles“
ドビュッシー :映像 第1集
C. Debussy: Images 1
: 喜びの島
: L’sle joyeuse
ブラームス :ソナタ 第3番 ヘ短調 作品5
J. Brahms : Sonata No.3 in F minor Op.5
プロフィール
島田彩乃 Ayano Shimada, piano横浜生まれ。3歳よりピアノを始める。
1997年桐朋女子高等学校音楽科を首席卒業。同年、大垣音楽祭新人コンサート出演。初リサイタルを開催(於・パルテノン多摩ホール)。ヴィアンナ・ダ・モッタ国際音楽コンクール最年少第5位入賞。町田フィルとベートーヴェン「皇帝」を協演。秋に渡仏。
98年パリ国立高等音楽院に首席入学。
在学中、マッシア・マシン国際コンクール第3位(2000年)、ジャン・フランセ国際音楽コンクール第1位(01年)。
02年同音楽院卒業、研究課程に進学。
トラーニ国際ピアノコンクール第1位(03年)、ベッリーニ国際音楽コンクール第2位(03年)。シドニー国際ピアノコンクール(04年)第4位および特別賞受賞。故ヤーノシュ・フュルシュト指揮/シドニー交響楽団と協演。その演奏がCDとして発売される。
04年同音楽院研究課程修了後、パリ・エコール・ノルマル音楽院にて研鑚を積む。06年にファーストアルバム『ドビュッシー/デュティユー/ラヴェル』をリリース。作曲家デュティユー氏本人からも賛辞が贈られたほか、各誌にて高評を得る。同年、最高課程演奏家ディプロマを取得し同音楽院修了。
08年よりドイツに拠点を移し、文化庁新進芸術家海外留学制度研修員としてライプツィヒ音楽演劇大学にて研鑚を積む。学内にてドイツ音楽を中心としたソロ・リサイタルを開催し、好評を博す。
パリ在住時より、パリ・サル・コルトー、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、フィレンツェ・ヴェッキオ宮殿等々内外にて演奏活動を行い、ヨーロッパ各国および南アフリカ、チュニジアのフェスティバルにもたびたび招かれる。またヨハネスブルグ管弦楽団等オーケストラとの共演、ペトル・プラウゼ(ターリヒ弦楽四重奏団チェリスト)、工藤すみれ(ニューヨークフィルハーモニーチェロ奏者)、林峰男(チェリスト)ら国際的に活躍する演奏家との共演も多く定評を受けており、フランスの夏期講習では伴奏ピアニストとしても活躍。NHK-FM『名曲リサイタル』などの放送メディア活動等々、多岐に亘った活動を展開している。
レパートリーの広さに加え、豊かな感性と美音は同世代のピアニストの中でも群を抜いており、また室内楽においても豊富な知識と経験から他楽器奏者からの信頼も厚い。11年より拠点を日本に移し、今後の活躍に期待が高まる。
これまでに故福岡幸子、須田真美子、J.F.エッセール、A.デル=ヴィーニュ、J.C.ペヌティエ、G.ファウツの各氏に師事。
http://ayanoshimada.online.fr/