開催場所 :二本松市文化センター
コンサート概要 :チェロ: アルト・ノラス ピアノ: 植田克己
会員限定優待情報 : 「ムーミンの国からやって来た」世界を代表するチェリスト。あの長谷川陽子の師でもあり、 フィンランドの雄大な自然を再現するスケールの大きなチェロの夕べを。
チケット問合せ先 : 二本松市文化センター
演奏プログラム
ドビュッシー-チェロとピアノのソナタ
ショスタコーヴィチ-チェロソナタ ニ短調
ブラームス-チェロソナタ 第2番 ヘ長調
プロフィール
アルト・ノラス Arto Noras (チェロ)1942年生まれ。ナーンターリ音楽祭の創始者であり、現、芸術監督のアルト・ノラスはフィンランドが誇る最も優れた演奏家の一人であり、現代の音楽家の中でも特に傑出したチェリストである。
ヘルシンキのシベリウス・アカデミーにてユリエ・セリンに師事し、その後、パリ音楽院にてポール・トルトリエの元で更に研鑽を積む。1964年プルミエ・プリを得て卒業。1966年のチャイコフスキー国際音楽コンクール第2位を受賞し、欧米の主要コンサートホールでの定期的な演奏活動を展開し始める。
1970年にシベリウス・アカデミーの教授に就任し、ヨーロッパ各地でのマスタークラスも数多く行っている。幅広いレパートリーでのソロ活動のほか、室内楽音楽家としても抜群のセンスを持ち、シベリウス・アカデミー・カルテット、ヘルシンキ・トリオのメンバーとしても活躍している。そして、チャイコフスキー、カザルス、カッサードコンクールなどの審査員も務めている。
数々のレコーディングをフィンランディア・レーベルよりリリースしており、彼のスケールの雄大な曲作りと、包容力があり、風格の漂う演奏スタイルは、現代を代表する演奏家として高く評価されている。
植田克己 Katsumi Ueda(ピアノ)
東京芸術大学音楽部卒業。在学中第38回日本音楽コンクール入選。1971年安宅賞受賞。1973年クロイツァー賞受賞。1975年同大学院修了。西独デトモルト北西ドイツ音楽アカデミーに留学。翌年ベルリン音楽大学でK-シルデ氏に師事。1977年ロン・ティボー国際コンクール第2位。1978年イタリアポジターノでW-ケンプ氏のベートーヴェンの講座に参加。1979年ベルリン交響楽団と協演。1978〜1980年ベルリン芸術大学助手を務め、1982年の帰国迄に欧州各地で演奏活動を展開。
都響、札響、大フィルとの協演、N響演奏旅行、ドイツ・バッハ・ゾリステンの来日公演にも参加。ソロはもとより室内楽奏者としても幅広く活躍。現在、東京芸術大学音楽学部助教授。