Keiko Ishii Ensemble Series XXXI
石井啓子アンサンブルシリーズXXXI
[会 場]
東京文化会館 小ホール
Tokyo Bunka Kaikan Recital Hall
[料 金]
全席自由¥4,000(高校生以下¥1,000)
※当日券は18:15頃より小ホール受付にて販売いたします。
※本公演は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、座席数を制限して開催いたします。
※1月8日に緊急事態宣言が発令されましたが、すでに発売をされている演奏会につきましては、予定どおりの収容人数および終演時間が認められておりますので、
内容の変更をせずに開催いたします。(19:00開演、21:00頃終演予定)
[出演者]
ピアノ:石井啓子 Ishii Keiko, piano
ヴァイオリン:石井啓一郎 Ishii Keiichiro, violin
:石突美奈 Haruna Ishizuki, violin
チェロ:桜庭茂樹 Shigeki Sakuraba, cello
フルート:石井陽子 Yoko Masubuchi, flute
[主 催]
啓&啓倶楽部
[後 援]
(公財)日本フィルハーモニー交響楽団
[チケット販売・お問合せ]
啓&啓倶楽部 0827-32-8352
プロ アルテ ムジケ 03-3943-6677
日本フィルサービスセンター 03-5378-5911
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
演奏プログラム
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 変ロ長調 遺作シューマン:幻想小曲集 Op. 73
シューマン:ピアノ三重奏曲第1番 Op. 63
シューマン: 3つのロマンス Op. 94より
ライネッケ :フルート・ソナタ Op. 167 「水の精」
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 Op. 11 「街の歌」
【当日のアンコール】
シューマン:トロイメライ
プロフィール
石井啓子 Keiko Ishii, Piano東京芸術大学付属高等学校を経て、同大学、大学院を卒業。在学中クロイツァー賞を受ける。その後ミュンヘン国立音楽大学に留学、ミュンヘンを中心として演奏会、放送に数多く出演する。帰国後日本フィルなどと共演。FMリサイタル。ソロリサイタル等演奏活動を開始。とりわけ石井啓一郎とのデュオリサイタルは全国50数都市に及び、CDデュオアルバム「風邪の楽士の万華鏡」を発表。確実な技術に裏付けられた豊かな表現力、とりわけ音色の優しさと明るさは多くの音楽ファンを魅了している。1987年から毎年開催しているアンサンブルシリーズは毎年多彩なプログラミングとアンサンブルの妙味で高い評価を受けている。遠藤道子、田村宏、野呂愛子、伊達純、新海昭二、E.テンベルク各氏に師事。
石井啓一郎 Keiichiro Ishii, Violin
1949年山口県防府市生まれ。 東京芸術大学付属高校を経て、同大学を最優秀の成績で卒業後、西ドイツ給費留学生として、ミュンヘン国立音楽大学に入学。K.シュティーラー教授に学ぶ。巨匠N.ミルシュタインにチューリッヒのマスターコースでレッスンを受ける。ミュンヘンを中心に演奏活動しバイエルン放送にも出演する。1973年日本フィルハーモニー交響楽団に入団。アシスタントコンサートマスター、首席ヴァイオリン奏者を歴任。楽団の中心的なヴァイオリニストとして活動するかたわらソロ、室内楽の分野でも意欲的な活動を展開している。 美しい音と緻密な構成力に支えられた知的な音楽性は高い評価を受け、特に近代音楽に対しての卓越した解釈・演奏には定評がある。プログラミングは常に古典から現代までの幅広いレパートリーに立脚し、ヴァイオリン界の逸材として注目されている。A.ハルトマンのヴァイオリン協奏曲、外山雄三の「独奏ヴァイオリンとオーケストラのための悲歌」、外山雄三の「ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第2番」など初演も多い。 石井洋之助、兎束龍夫、海野義雄各氏に師事。
石突美奈 Haruna Ishizuki, Violin
北鎌倉女子学園高等学校音楽科を経て、東京音楽大学ヴァイオリン専攻卒業。在学中、ザルツブルグ、モーツァルテウム音楽院にて、R.リッチのマスタークラスを受講。96年同大学卒業と同時に札幌交響楽団に入団。04年まで在籍。01年、第13回アフィニス夏の音楽祭に参加。03年、イタリア・サルデーニャ島カリアリ音楽祭にて、R.ドガレイユ氏に師事。05年より、フリーランスとして新日本フィルハーモニー交響楽団の契約団員をはじめ、在京オーケストラや室内楽を中心に活動し、後進の指導にもあたっている。中村ゆかり、前澤均、原田幸一郎、松原勝也、石井啓一郎、室内楽を藤原浜雄の各氏に師事。
桜庭茂樹, Shigeki Sakuraba, Cello
仙台に生まれる。
桐朋学園大学付属高校音楽科を経て同大学在学中に文化放送音楽賞授賞。新日本フィルハーモニー交響楽団の首席チェロ奏者として小澤征爾氏のもとで活躍。1982年ジュネーブ国立音楽院に留学、ギーファロー氏に師事。ジュネーブ市長大賞を受賞し卒業。パリ、リヨン、ジュネーブでリサイタルを開催。スイスロマンド管弦楽団を経てモンテカルロフィルハーモニーに入団。モンテカルロプロアルテ五重奏団員として欧州北南米のフェスティバル、国連本部などで演奏。CD録音も手がける。サイトウキネンオーケストラのメンバーとしてヨーロッパツアーに参加。札幌交響楽団に首席チェロ奏者として招聘され1998年に帰国。2004年まで在籍。現在室内楽及び後進の育成にも力を注いでいる。斎藤秀雄、堤剛、安田謙一郎、レーヌ・フラショー各氏に師事。
石井陽子 Yoko Ishii, Flute
東京に生まれる。
全日本学生音楽コンクールで奨励賞受賞。
東京芸術大学を優秀な成績で卒業、在学中から演奏活動を開始し、東京をはじめ京都、兵庫、山口、福岡県下で様々なコンサートを開く。2003年、2005年、2007年、2009年に東京でリサイタルを開き、2004年にはF.グルダ、B. スコダと共にウィーン三羽烏と言われた20世紀を代表する巨匠、イェルク・デームス氏とジョイントリサイタルを開催、大好評を得る。清澄な音色が生み出す音楽は多くの聴衆から絶賛を受けフルート界の歌姫として期待されている。
細川順三、佐久間由美子各氏に師事。