ヴィレム・ブロンズ&清水若菜 ピアノ・デュオ・リサイタル
Willem Brons&Wakana Shimizu Piano Duo Recital
会場:Hakuju Hall
料金:全席自由 4,000円
問:プロ アルテ ムジケ 03-3943-6677
演奏プログラム
オール・シューベルト・プログラムピアノソナタ第19番 ハ短調 D958
幻想曲 ヘ短調 D940(連弾)
ピアノソナタ第20番 イ長調 D959
プロフィール
ヴィレム・ブロンズ(ピアノ)Willem Brons, pianoオランダ出身の名ピアニスト。その内面的な表現の深さは比類がない。アムステルダムで、カレル・ヒルサムにピアノを、ピート・ケイにオルガンを師事。その後、ジュネーヴ音楽院で、ルイ・ヒルトブランに師事。満場一致の一等特賞を得て卒業、同時にパデレフスキー記念フィリピネッティ賞を受ける。オイゼビウス・クリングを主催し、世界各地でリサイタル、室内楽の演奏会でも精力的な活動を行っている。ハイティンク指揮コンセルトヘボウ管弦楽団をはじめ、ロッテルダム・フィル、ロンドン・フィル、スイス・ロマンド管との共演等、国際的なキャリアを深める。2003年4月オランダ女王より勲章を授与された。オランダピアノ教育者連盟の会長を2004年まで13年間務めた。2008年4月にはモスクワにてネイガウスフェスティバルに招聘されレクチャーを行う他、オランダ、ドイツなどのヨーロッパ各地やロシアでマスタークラスを開催。2006年にリリースしたモーツァルトのCDはオランダ国内でトップランキング入りした。J.S.バッハ平均律第1巻、2巻の全曲、ゴルトベルグ変奏曲の演奏会を開催し、好評を博す。
1982年初来日。1996年からは毎年来日し、リサイタル、オーケストラとの共演、コンサートに加え、東京藝大、桐朋学園、国立音大・音高、昭和音大、洗足学園大、エリザベト音大、名古屋音大など日本各地の音楽大学及び音楽高校にてリサイタル、公開レッスンやレクチャーを行う。2001年、2007年仙台国際コンクール審査員、2008年シューマン国際コンクール審査員を務める。2002年3月日本ピアノ教育連盟で招聘され、翌年特別会員となる。
現在アムステルダム音楽院教授。
清水若菜(ピアノ)Wakana Shimizu, piano
3歳よりピアノを始め、8歳でモーツァルトのピアノ協奏曲第12番KV414をオーケストラと共演。2004年アムステルダムで開催されたヴィレム・ブロンズとウラジミール・トロップ両氏のマスタークラスに13歳で初参加。ハイドンのソナタHob.XVI/50をファイナルコンサートで演奏、オランダのラジオで放送される。
2009年アムステルダム音楽院ピアノ科入学、ヴィレム・ブロンズに師事。2010年アムステルダム北教会でヴィレム・ブロンズ氏とリサイタルを開催、同年クリスティーナ王妃コンクール(オランダ)第1位受賞し、オランダの各地で演奏の機会を得た。2011年アムステルダムのコンセルトヘボウホールに招かれ演奏。同月、ユーリ・エゴロフ財団の企画で東日本大震災支援チャリティーコンサートに出演。2012年アムステルダムのベタニエクロスターで演奏し、オランダのラジオで放送される。2013年アムステルダムのゲーテ財団にて、オランダの新聞社NRC-ハンデルスブラッドの企画でのコンサートに出演。
現在、オランダ各地にて、多数のコンサートに出演。
これまでに杉浦日出夫、小笠原厚子、谷澤里美、ヴィレム・ブロンズ夫妻、黒須やすこの各氏に師事。
2013年アムステルダム音楽院を栄誉賞付きの首席で卒業。現在、アムステルダム音楽院修士課程に在籍。