Yasuto Tanaka Morricone Paradise
会場 : 札幌コンサートホール小ホール Spporo Concert Hall Recital Hall
全席自由 一般:3500円 学生:2500円
出演:田中靖人(サックス)、白石光隆(ピアノ)
主催:株式会社フロレスタ 03-6457-4695ン
演奏プログラム
ドビュッシー:ラプソディ林田祐和:委嘱作品
ミヨー:スカラムーシュ
モリコーネ(長生淳編曲):ミッションパラフレーズ
モリコーネ(真島俊夫編曲):モリコーネ・パラダイス
モリコーネ(千住明編曲):ラ・カリファ
モリコーネ(山下康介編曲):セルジオ・レオーネ組曲
モリコーネ(ジョン・ハール編曲):黄金のエクスタシー
他
プロフィール
田中靖人 Yasuto Tanaka,saxophone和歌山県出身。国立音楽大学在学中、第1回日本管打楽器コンクール・サクソフォン部門第2位、第4回同コンクール第1位を獲得。その音楽性を「内的な詩を持つ大器」と故マルセル・ミュール氏に絶賛される。学内にて矢田部賞を受賞し卒業後は全国各地での幅広いソリスト活動で大きな注目を集め、テレビやラジオにも数多く出演。また、サクソフォン四重奏団〈トルヴェール・クヮルテット〉のバリトン・サクソフォン奏者として活躍。07年20周年を迎える同団は、国内のみならずヨーロッパ公演等も成功させ、世界的な室内楽サクソフォンカルテットとしての地位を得ている。これまでに10枚を超えるCDをリリース。01年文化庁芸術祭レコード部門で大賞受賞。
ソロ・アルバムに、91年「管楽器ソロ曲集・サクソフォン」、95年「ラプソディ」(東芝EMI)、97年「サクソフォビア」(東芝EMI)、03年「ガーシュイン カクテル」(佼成出版社)をリリース。03年、和歌山県より「きのくに芸術新人賞」受賞。サクソフォンを故 大室勇一氏に師事。
現在、愛知県立芸術大学講師、昭和音楽大学および同短期大学の講師として後進の指導にあたっている。東京佼成ウインドオーケストラ コンサートマスター。
(田中靖人ホームページ http://y-tanaka.sunnyday.jp/)
白石 光隆 Mitsutaka Shiraishi, piano
東京藝術大学附属高等学校を経て、東京藝術大学、同大学院を修了。1989年ジュリアード音楽院へ進む。1990年ジーナ・バッカウアー国際奨学金コンクール入賞。1991年学内におけるコンチェルト・コンペティションで優勝し、リンカーンセンターでジュリアード・オーケストラと協演。1992年帰国。
1994年第63回日本音楽コンクール声楽部門において、優れた日本歌曲の演奏に贈られる木下賞(共演)受賞。ソロ、室内楽、協奏曲等、音楽性の高さには定評があり、内外の共演者の信頼も厚い。特筆すべきはその生き生きとした、圧倒的なリズム感と構築性、そして独自の宇宙を感じさせる微細なまでに磨かれた美しい音である。またレパートリーが広く、邦人、現代作品など分野を問わず才能が如何なく発揮されている。NHK-BS、NHK-FM放送などにも多数出演。財団法人地域創造公共ホール音楽活性化事業の活動では全国を巡り、子どもたちへの教育プログラムにも積極的に取り組む他、後進の指導やさまざまなコンクールの審査員も務める。1年間の活動の集大成として、毎年東京で開催するソロリサイタルは24回を数えた。意欲的なプログラムとさわやかなステージも魅力な、数少ない実力派である。
CDは『レグルス回路』、『109』、『大指揮者のピアノ曲』、『作曲家ムラヴィンスキー』、『ベートーヴェン ピアノソナタ集Vol.1&2』、『成田為三ピアノ曲全集』(文化庁芸術祭レコード部門優秀賞・2007)、いずれも好評で、『ピアノによるルロイ・アンダーソン』は、遺族より賞賛を受けている。
ピアノを金澤桂子、高良芳枝、故伊達純、小林仁、マーティン・キャニンの各氏に、室内楽をフェリックス・ガリミア、伴奏法をジョナサン・フェルドマンの各氏に師事。現在、東京藝術大学、お茶の水女子大学非常勤講師。