Nami Kobayashi Soprano Recital-The World of Pauline Viardot-Garcia -
【この公演は4月6日(水)の振替公演です】
会場 : 東京文化会館小ホール
Tokyo Bunka Kaikan Recital Hall
【出演】
小林菜美(ソプラノ) Nami Kobayashi, soprano
寺島陸也(ピアノ) Rikuya Terashima, piano
高野成之(フルート) Shigeyuki Takano, flute
主催:MDオフィス
後援:公益財団法人 東京二期会
演奏プログラム
P.ヴィアルド=ガルシア : 12の歌曲集(全曲日本初演)
Pauline Viardot-Garcia : Twelve Lieder [Japan Premiere]
V.ベッリーニ : オペラ「夢遊病の娘」より
Vincenzo Bellini : 『La Sonnambula』
G.マイアーベーア : オペラ「ユグノー教 徒」より
Giacomo Meyerbeer : 『Les Huguenots』
プロフィール
国立音楽大学声楽科卒業。同大学院声楽科オペラ専攻修了。二期会オペラスタジオ第36回マスタークラス修了、優秀賞受賞。1995年よりイタリアへ留学。天性の才能に加え、高い技術に裏打ちされた、伸びのある美声は定評があり、透明感を兼ね備えたリリコレッジェロの次代を担う逸材として、高い評価を各方面から得ている。96年第27回日本イタリア声楽コンコルソ金賞受賞、98年第29回ベッリーニ国際音楽コンクール(イタリア)入賞、2000年第36回日伊コンソルソ第3位受賞、01年第1回ノーヴィ国際コンクール第1位優勝。ローマ、ルガーノをはじめイタリア各地、日本、アジアでコンサートを行い、その活動は国内にとどまらない。01年12月バンコックにてパンアジアオーケストラにベートーヴェン「交響曲9番」ソリストとして出演。宗教曲の分野から『フィガロの結婚』スザンナ、『ラ・ボエーム』ムゼッタ、『ポッペアの戴冠』ポッペア、『夢遊病の女』アミーナ、『愛の妙薬』アディーナ、『カルメン』ミカエラ、『ランメルモールのルチア』ルチアなどオペラに出演。1997年国立音楽大学院創立30周年記念演奏会にてリサイタルを行ない、好評を博す。また2000年及び02年新国立劇場『サロメ』、00年8月二期会オペラ『真夏の夜の夢』、01年新国立劇場・二期会共催公演『カルメン』、『ばらの騎士』、04年『エジプトのヘレナ』に出演。03年日本演奏連盟主催デビューリサイタルでは「フランス歌曲・アリア」をとりあげ、各紙好評を得る。03年10月愛知県芸術劇場にて粟國淳演出『椿姫』でヴィオレッタ役をつとめ、「的確な歌唱と情感溢れる演技」と各紙にて絶賛を博した。04年6月新国立劇場『友人フリッツ』スゼル役で主演し清純な村娘にぴったりな伸びやかな美声で演じたと、新聞各紙にて絶賛をあびる。最近では、二期会日生劇場公演、オッフェンバック『天国と地獄』でダイアナ役を好演する。07年CD『ああ、そはかの人か』をリリース。来年2月紀尾井ホールにて、東京室内歌劇場モーツァルト『偽りの女庭師』で主演を務める。二期会会員。国立音楽大学非常勤講師。