Kaori Kobayashi Piano Recital
-Tender is The Night-
会場:東京オペラシティ リサイタルホール
Tokyo Opera City Recital Hall
全席自由 3500円 (当日券は500円増)
【当日券は会場入り口にて13:30より販売致します】
後援:(社)日本演奏連盟、文化庁芸術家在外研修員の会
※このコンサートの収益金の一部を
東日本大震災義援金として寄付致します。
演奏プログラム
バッハ=ブラームス:シャコンヌJ.S.Bach=J.Brahms:Chaconne
ショパン:
2つのノクターン作品55
3つのマズルカ作品59
幻想ポロネーズ作品61
Chopin:
2 Nocturnes op.55
3 Mazurkas op.59
Polonaise-Fantasie op.61
***
ショパン:2つのノクターン作品62
Chopin:2 Nocturnes op.62
ベートーヴェン:ソナタ第32番ハ短調作品111
L.v.Beethoven:Sonate nr.32 c-moll op.111
プロフィール
小林 香里 Kaori Kobayashi, piano桐朋学園大学ピアノ科卒業。ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院ソリストコース修士課程修了、文化庁芸術家在外研修員としてロンドン・ロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージック研究科修了。真下良子、ジョゼフィン・ベル、寺西昭子、クリストフ・リースケ、故ハンス・ライグラフ、故イリーナ・ザリツカヤの各氏に師事。フィナーレ・リグレ国際コンクール銀メダル受賞、かやぶき音楽堂ピアノデュオ連弾コンクール入選。
留学中より演奏活動を始め、「えんれんコンサート」、セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ、セント・ジェームズ・ピカデリーでのリサイタル、カンタベリー音楽祭、ラジオ・スイス・ロマンド出演などの経験を経て帰国。1996年のデビューリサイタルは、「細部までよく彫琢し、かつ洗練されたピアニズム」(音楽の友)と評された。
これまで「FMリサイタル」、「喝采のコンサート」(東海テレビ主催)出演、バーデン・バーデン・フィルとブラームスピアノ協奏曲第1番を競演、また、毎回意欲的なプログラムで開催しているリサイタル(97、99、01、03、04、06、07、09、10年)は、いずれも好評を博し、特に07年は「シューマン《謝肉祭》では、作品の軸となる激しさと穏やかさ・・・この2つの両極の性格を大胆に描き分け、陰影豊かに表わした」(音楽の友2008.3月号)、「全曲をとおして作品のすべての要素が音楽的感覚によってコントロールされたなかで、〜“開放された自身の言葉”としての表現成就に感じられた。それはいわば“感覚的で自由な”モーツァルト表現として大いに成功していた」(ムジカノーヴァ2008.4月号)、「とてもピアノのテクニックは確かなもので、ショパンにおいて自身をより開放したすばらしい演奏を聴かせた」(ムジカノーヴァ2009.9月号)、「流麗で清々しいショパン〜淡い詩情に満ち溢れ、音の色彩の繊細な変化は、多様なグラデーションをもたらす」(ムジカノーヴァ2010.10月号)と評された。室内楽や音楽療法などの活動を続ける傍ら、近年は通訳としても活躍している。