小串俊寿 HAPPY SAX CONCERT

演奏プログラム

鈴木英史-編曲- ラテン・フィエスタ

西上和子-編曲- ナポリ民謡

鈴木英史-編曲- カルメン98

生野裕久-作・編曲- 思い出走馬灯

小長谷宗一-編曲- 熊蜂の飛行によるラプソディー

平田文一-作曲- Luna De Amor　他

プロフィール

山形県鶴岡市出身。中学校入学と同時に吹奏楽部に入部。最初一番吹きたかったトランペットを希望するが、全く音が出なかったのと、「小串は唇が厚すぎてトランペットには向いていない!!」という先輩のひとことがきいて、たまたまた楽器が余っていたサクソフォーンを手にし、バンドッ子の仲間入りをする。1975年県立山形北高等学校音楽科にはピアノで入学するが、1976年高校2年生の時、アメリカ建国200年祭に、全日本高等学校選抜バンドのメンバーとして渡米したことがきっかけで、以後サクソフォーンの道を志す。1978年東京芸術大学に入学。田舎者の私にとってはすべてが新鮮で刺激的な4年間であった。数々の失敗を繰り返しながらも、先生・先輩・友人・後輩の皆さんにもなれながら、そして助けられながら1982年無事卒業。同年秋、パリ国立高等音楽院に入学。憧れのパリではあったが、ボンジュールとメルシーだけで渡仏した私にとっては、言葉のカベは予想以上に大きく、どうなることかと思ったが、先生・友人のあたたかさに助けられ、1984年1等賞で卒業し、帰国。帰国と同時にしばらく生活苦に襲われる。今にして思えばその毎日は、いわゆる食えない時代であったが、実に充実し、HAPPYであった。その後、波瀾万丈な日々を経て現在に至る。現在、全国各地及び国外で、ソロコンサート、クリニックを展開する他、スタジオワーク、尚美学園短期大学、東京ミュージック&メディアアーツ尚美の講師として活動している。セルマー・アーティスト。サクソフォーンを故阪口新、故大室勇一、ダニエル・デファイエ、ジャック・テリーの各氏に師事。