冬季五輪ファンファーレで世界中の注目を集めた現代最高のトランペッターと
即興演奏やジャズ、民族音楽へのアプローチも積極的なオルガニストとの超絶デュオ
オーレ・エドワルド・アントンセン(トランペット)
1962年ノルウェー生まれ。1987年ジュネーヴ国際音楽コンクールに審査員全員一致で優勝し、モーリス・アンドレ以来の逸材と絶賛される。1992年のアルベールビル、1994年のリレハンメルと2度に渡る冬季オリンピックのファンファーレ演奏では世界中から注目を浴びた。ベルリン・フィル、オスロ・フィル、プラハ響など世界各地のオーケストラと協演、日本でも紀尾井シンフォニエッタのデビュー公演では「楽器を完璧にコントロールし…天上からの一条の光のような色彩と力をもった」見事なソロを聴かせ聴衆を魅了。1992年にリリースされたソロアルバムは売り上げ10万枚を突破。またサヴァリッシュと協演したソロアルバムも話題を呼んでいる。
ファッサン・ラスロ(オルガン)
1973年ブダペスト生まれ。13才でオルガンを始め、1998年ブダペストのリスト音楽院にてオルガン奏者、オルガン教授の資格を取得。同年パリ国際高等音楽院に入学、オルガンと即興演奏の研鑽を積む。2000年9月から一年間、札幌コンサートホール専属オルガニストに就任。札幌コンサートホールにおける演奏活動、教育活動に携わりながら、日本各地のコンサートホールから招かれ演奏会を行う。クラシックのオルガン作品に加え、即興演奏にも意欲的で、ジャズが民族音楽など異なった分野を通じて、楽器の可能性を最大限に引き出すことにも力を注いでいる。