ウィーン・シェーンブルン宮殿劇場

「美しき世界遺産」 華やかで美しいウィーン夏の風物詩遂に日本へ!

ワルツ王’ J.シュトラウス2 が残した

ウィンナ・オペレッタ黄金時代の最高傑作『こうもり』

 

 

ハプスブルク王朝の栄華を今に伝える『ウィーン・シェーンブルン宮殿劇場』。

21世紀の今日でもウィーンを代表する劇場の一つとして活動を続け、 オペレッタでは世界最高峰の評価を受ける。特に夏のみ上演される『こうもり』は、この時期シーズンオフのウィーン国立歌劇場やフォルクスオーパーからの豪華キャストが顔を並べ、世界中のオペレッタ・ファンを魅了している。夏のウィーンでしか味わうことのできなかった夢の舞台が、遂に日本へやってくる!!

 

2008 年公演より

「最高に繊細な公演」

〜ハプスブルク王朝時代の雰囲気の劇場で、この作品を新鮮に、生き生きと楽しく演じるアンサンブルが、観客を熱狂させた〜

Der Standard(デア・シュタンダード紙)2008年7月16日(水)付

 

「観客の心を掴んだ演出」

〜ヨハン・シュトラウスのオペレッタの3幕を通じて一貫して流れる主題があり、観客を大いに楽しませ、ハラハラ、ドキドキさせながらも幸せな気持ちにさせてくれた!〜

Wiener Zeitung(ヴィーナー・ツァイトゥング紙)2008年7月15日(火)付

 

「注目すべき『こうもり』」

〜ウィーンの音楽を本当に宮殿の雰囲気で楽しめるところが他にあるでしょうか? 総監督のマルティン・トゥルバは、オペレッタを従来の観光客向けの安っぽい興行ではなく、私たちの時代にふさわしいものとして紹介した〜

Die Presse(ディ・プレッセ紙)2008年7月14日(月)付

 

「一見に値する『こうもり』」

〜シェーンブルン宮殿劇場の合唱とオーケストラは、ヘルベルト・モッグの指揮の下、躍動感に溢れた音楽を繰り広げ、観客の喝采を浴びた〜

KURIER(クリアー紙)2008年7月 13日(日)付

 

「観客を感激させた『こうもり』」

〜ヘルベルト・モッグが宮殿劇場のオーケストラを、適切なテンポで指揮し、オペレッタの雰囲気とワルツの軽やかさのポイントも、うまく引き出した。フォルカー・フォーゲルの演出は、大変に堅実で、詳細に組み立てられていた〜

Kronenzeitung(クローネンツァイトゥング紙)2008年7月18日(金)付

 

 

〜シェーンブルン宮殿劇場〜

栄華を極めたハプスブルク家、その歴史を物語る夢の宮殿劇場

女帝マリア・テレジアが愛し、

幼き日のアントワネットが興じた絢爛豪華なスペクタクル!

 

 ウィーンの中心部から西へ約5kmに位置するシェーンブルン宮殿。17世紀末にハプスブルグ家の 夏の離宮として始まり、歴代の皇帝による増改築を経て、18世紀、女帝マリア・テレジア(在位:1740 - 80)の居城とするため贅を尽くした改築が施され、今日の絢爛豪華な姿となった。マリア・テレジアが財政状況を考慮して外壁を黄金ではなく黄色に塗ったことから、「テレジア・イエロー」と呼ばれる淡い黄色が特徴的。総部屋数は1,441室、両翼の端から端まで180mという壮麗な大宮殿で、宮殿劇場は正面右側翼に位置する。

 演劇に親しんだハプスブルク家の中でも特に、国民の教養レベルを高めるという見地から演劇を高く評価していたマリア・テレジアは、宮殿内に本格的な劇場の建設を命じた。1745年に着工、完成は1747年、ウィーンに現存する最古の劇場の一つである。女帝はこの劇場を愛し、宮 廷演劇監督に「スペクタクルが必要です。さもないとこんな広い宮殿には誰も住んでいられません」と話し、皇帝の子供たちも舞台に立ち歌や踊りを披露したと いう。宮殿に招待された6歳のモーツァルトが幼き日のマリー・アントワネットに求婚したという有名な逸話も、ここでの出来事。19世紀には、2度のナポレ オン統治下で司令部として使われ、また「会議は踊る、されど進まず」で有名なウィーン会議も開催された。実質的な最後のオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼ フ1世が最期を迎えたのもこの宮殿であった。

「テアトロ・シェーンブルン」と呼ばれたこの劇場は、一般的なイタリア式の桟敷席付劇場同様に、平面 図は卵型、中央観客席を桟敷席とギャラリーが囲み、ドーム型の屋根をもつ。天井には格天井が描かれ、画面の天空には芸術、科学、富を象徴する人物、またラッパを持つ女神ファーマが女帝の名声を讚えている。

 マリア・テレジアの時代以降は、施設保護の為の工事が行われたのみで、当時と変わらぬ姿が 今に伝えられている。

 シェーンブルン宮殿及び庭園群は1996年に世界遺産に登録され、今では年間670万人が訪れ、壮大なハプスブルク帝国の 数世紀に及ぶ栄華と人びとの面影を今に伝えている。

 この宮殿には夏の風物詩が2つ。ひとつは宮殿のバロック庭園で行われるウィーン・フィルのコ ンサート。そしてもうひとつが、宮殿劇場で上演されるオペレッタ。ウィーン伝統のオペレッタの傑作を18世紀の豪華な雰囲気の中で楽しむことができる、まさに夢の宮殿。ウィーン国立歌劇場やフォルクスオパーがシーズンオフとなる夏の時期だからこそ実現する豪華なキャスト陣による極上のウィンナ・オペレッタ は、世界中のオペレッタ・ファンを魅了し続けている。

指揮:ロベルト・ツェルツァー

管弦楽:ウィーン・シェーンブルン宮殿劇場管弦楽団

合唱:ウィーン・シェーンブルン宮殿劇場合唱団

合唱指揮:トーマス・ベッチャー

演出:フォルカー・フォーゲル

舞台美術:ディートリッヒ・グレープマー

振り付け:スザンネ・キルンバウアー

 

<配役>

  • ガブリエル・アイゼンシュタイン

ペーター・エーデルマン Peter EDELMANN

ローマン・ラウダー Roman LAUDER

ヴォルフガング・ヴァイト Wolfgang VEITH

 

  • ロザリンデ

エリザベート・フレッヒル Elisabeth FLECHL

ザビーネ・ザピオール Sabine ZAPIOR

 

  • アルフレード

ヴァレリー・ゼルキン Valeriy SERKIN

フリストフォト・ヨノフ Hristofot YONOV

 

  • オルロフスキー公爵

ヨッヘン・コヴァルスキー Jochen Kowalski

エリザベート・ラング Elisabeth LANG

イワナ・サコヴィッツ Iwona SAKOWICZ

 

  • アデーレ

ハイディ・ヴォルフ Heidi WOLF

マリアーナ・ガルシ=クレスポ Mariana GARCI-CRESPO

 

  • ファルケ博士

アルフレード・ベルク Alfred BERG

ギイ・プッツ Guy PUTZ

 

  • フランク(刑務所長)

クレーメンス・スロヴィオチェク Klemens SLOWIOCZEK

ヨルゲ・ナズラーラ=ファヴィエール Jorge NAZRALA-FAVIER

 

  • ブリント博士(公証 人)

ダヴィット・アメルン David AMELN

オリヴァー・ステッチ Oliver STECH

 

  • フロッ シュ(看守人)

フランツ・スーラーダ Franz SUHRADA

 

  • イーダ

ウルスラ・スザメイト Ursula SZAMEIT

 

ヨッヘン・コヴァルスキー(カウンターテノール) 【オルロフスキー公爵】 

神の声華やかさと力強さ を合わせ持つ奇跡の美声

絶大な人気を誇る、カウンターテノールの至宝

 

ヨッヘン・コヴァルスキー(カウンターテノール)

Jochen Kowalski, counter tenor

華々しい名声を欲しいままにする、現代を代表するカウンターテノール。

1983年よりベルリン・コミシェ・オパーのアンサンブルに所属、H.クプファーやA.ピラヴァチのもとで多く の主役を務め、大成功を収める。ドイツの各オペラハウス、ウィーン国立歌劇場、ウィーン・フォルクスオパーをはじめ、90年代よりパリ・オペラ座、英国ロイヤル・オペラ、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場との25年契約など、世界の劇場を席巻。カウンターテノールにして極めて幅広いレパートリーを誇り、バロックオペラのみならずモンテヴェルディ、ヘンデル、グルック、モーツァルトのオラトリオでも世界の聴衆を熱狂させ、特にヘンデル『ジュスティーノ』『ジュリアス=シーザー』や『オルフェオ』などは歴史に残る名演として語り継がれている。加えて、アルト声部でのリムスキー=コルサコフ『金鶏』占星術師、オルガ・ノイヴィルト『クラウス・ノーミへのオマージュ』などでは更なる高い芸術性の名演を残している。2009年11月シューベルトの歌曲ツィクル スや『冬の旅』、10年2月テアター・アン・デア・ウィーンでのヨハネス・カリツケの最新オペラなども大きな話題を呼んでいる。クラシックからバロック、 ジャズ、スウィングまで様々な歌曲でのコンサート、国際音楽祭にも多く出演。モスクワ・コンツェルトメトロポーレン、サンクトペテルブルグ、バルセロナ、マドリード、パリ、ロンドン、ウィーン、プラハ、リスボン、コペンハーゲン、ザルツブルク音楽祭など世界各地での活躍、とりわけ日本での公演は絶大な人気を誇っている。数多くのTV番組への出演、CD、DVDのリリースも多く、著名指揮者や演出家とのコラボレートはいずれも大成功を収めている。04年、多大な芸術的功績に対し故郷のベルリン州より最高の勲章「ベルリン州勲一等章」を授与された。sula SZAMEIT

 

フォルカー・フォーゲル(演出)Volker Vogel, direction

世界を代表するテノール歌手の演出で、

本来の輝きを放つ究極の『こうもり』

 

フォルカー・フォーゲル(演出)

Volker Vogle, stage director

ドイツ、カールスルーエ生まれ。世界を代表するテノール歌手の一人。ハノーヴァー音楽大学を経て1975年よりハノーヴァー国立劇場で活躍。ヒルデスハイム市立劇場、ドルトムント市立劇場、フライブルク劇場、ウィーン・フォルクスオパーを経て 91年からはチューリッヒ歌劇場に在籍。スカラ座にてG.ショルティ指揮『魔笛』、92年『フィデリオ』ヤキーノでバイエルン国立歌劇場デビュー、92年 C.v.ドホナーニ指揮/クリーヴランド管と、93年アーノンクール音楽監督『ポッペアの戴冠』、『魔笛』(J.シャーフ演出/B.ハイティンク指揮)でザルツブルク音楽祭、96年『トリスタンとイゾルデ』(A.エヴァーディング演出、L.マゼール指揮)メロートでミュンヘン・プリンツレゲンテン劇場オー プニング製作に参加。97年『ファルスタッフ』(M.A.マレッリ演出/G.アルブレヒト指揮)バルドルフォでハンブルグ国立歌劇場デビュー。99年オペラ・アイルランドにて『エレクトラ』ヘローデス、シュイスキー公爵、『カーチャ・カバノヴァー』ティホン、またバルセロナ・リセウ劇場、ウィーン国立歌劇場、リリコ劇場、ジュネーヴ大劇場、カッセル国立劇場、ヴェステンス劇場、ロイヤルアルバートホール、フランクフルト・オパー、ブロッサム音楽祭、ブレゲンツ音楽祭、タオルミーナ音楽祭など世界各地でゲスト出演。09年、新国立劇場とバイエルン国立歌劇場との共同制作『ヴォツェック』鼓手長役も大きな話題を呼んだ。近年では演出家としての活躍も目覚ましく、ウルム市立劇場、バード・イシュール市立劇場、ウィーン・シェーンブルン宮殿劇場などで多くの作品を手がける。07年A.v.グレンクと劇場/声楽アカデミーを設立、こけら落とし公演は大成功を収めた。R.ウィルソン演出/F.ウェルザー=メスト指揮、チューリッヒでの『ニーベルングの指輪』にも携わる。

 

 

ロベルト・ツェルツァー(指揮)Robert Zelzer, conductor 

1967年ウィーン生まれ。ウィーン少年合唱団に在籍しソリストとして活 躍。ウィーン音楽大学にてファゴットをカミロ・エールベルガーに師事。学校音楽と楽器学を修め、88年オーストリア連邦より優秀賞を受け卒業。90年より指揮をK.エスターライヒャー、U.ラヨヴィチ、L.ハーガー、W.ソボトカに師事、M.ヤンソンス、N.アーノンクールにも学び研鑽を積んだ。 91-98年アムシュテッテン交響楽団指揮者、90-95年コンチェントゥス・ヴォカリス第2指揮者として活躍。94年1月よりウィーン楽友協会オーケス トラ協会の音楽監督として150周年祝祭コンサートに出演、高い評価を得た。98年よりヨハン・シュトラウス・カペレの音楽監督。2000年、01年シエナ・カメラータ・オーケストラとのニューイヤーコンサートを行い、また同年1月フォックス・アエテルナ合唱団を設立。

 

ペーター・エーデルマン(バリトン)Peter Edelmann, baritone

【ガブリエル・フォン・アイゼンシュタイン】

オーストリア生まれ。ウィーン音楽大学に学ぶ。1989年、ベルヴェデーレ国際コンクールにてモーツァルト賞他6つの特別賞、ハンブルク州立歌劇場デビュー。90年よりベルリン・ドイツ・オペラで、『魔笛』パパゲーノ、『タンホイザー』ヴォルフラム、『ファウスト』ヴァランティン、『ラ・ボエーム』マルチェッロ、『フィガロの結婚』フィガロ、『ウィリアム・テル』ウィリアム・テル役などで出演。ドレスデン国立歌劇場、ミュンヘン・オペラ、ウィーン・フォルクスオパー、ウィーン国立歌劇場、グラーツ・オペラ、メルビッシュ湖上音楽祭、チューリッヒ歌劇場、ラ・パルマス・スペイン、ストックホルム・ロイヤル・オペラ、新イスラエル・オペラ、サンセバスチャン国際音楽祭、リエージュ・ワロニー王立歌劇場、マカオ国際音楽祭、モネ劇場、プラハ国立歌劇場、フェニーチェ劇場他、パリ、ベルリンなどヨーロッパの主要都市はもとよりアメリカ、南米、日本など世界中で活躍。L.フォスター、F.レイヤー、J.デラコート、C. ティーレマン、R.F.デ・ブルゴス、J.コウト、B.ヴァイル、R.ワイケルト、L.ハーガー、F.ウェルザー=メスト、J.E.ガーディナーなどの指揮者、G.フリードリッヒ、G.クレーマー、H.マティアゼック、W.デッカーなどの演出家と共演。

 

ローマン・ラウダー(テノール)Roman Lauder, tenor

【ガブリエル・フォン・アイゼンシュタイン】

1979年ウィーン生まれ。ウィーン音楽大学にて始めはバステューバ演奏家課程に学び、やがてJ.コンウェルのもとソロ歌唱を学ぶ。ウィーン市立音楽院のF.ルカソフスキー、E.コエーリョにも師事し研鑽を積む。まもなくウィーン室内歌劇場、バーデン市立劇場、アン・デア・ウィーン劇場、チューリッヒ、ジュネーヴの劇場にて活躍を開始。『トスカ』カヴァラドッシ/スポレッタ、『道化師』ベッペ、『ヘンゼルとグレーテル』魔女、ミレッカー『乞食学生』、『ポーランド気質』、『ウィーン気質』ヨーゼフ、『こうもり』アルフレード、アイゼンシュタインなど、レパートリーは多岐に渡る。

 

ヴォルフガング・ファイト(テノール)Wolfgang Veith, tenor

【ガブリエル・フォン・アイゼンシュタイン】

ウィーン生まれ。幼少時はウィーン少年合唱団に在籍。ウィーン・オペラ・コンセルヴァトワールにてE.コエーリョに学び、2004年に卒業。続いてC.コッホに師事。在学中よりザルツブルク音楽祭、ウィーン芸術週間、シュティリアルテ音楽祭、ウィーン国立歌劇場、ウィーン・フォルクスオパー、ウィーン国立歌劇場合唱団コンサート協会などに出演。バーデン市立劇場でオペラデビュー後、W.コベラ指揮ウィーン ・ノイエ・オパーへ度々出演。2009年シーズンはH.バートウィッスル『最後の晩餐』使徒アンデレ、台北国立劇場、ズウォーレの室内楽フェスティヴァル、ウィーン・コンツェルトハウス、ノイブルク室内オペラなど、またシュチェチン劇場、バード・ハル・オペレッタ・フェスティヴァル、ウィーン・ユーゲントシュティール劇場などでオペレッタ出演も多い。日本、台北、ニューヨーク、ヨーロッパ各地で多くのコンサートに出演。

 

エリザベート・フレッヒル(ソプラノ)Elisabeth Flechl, soprano

【ロザリンデ】

オーストリア生まれ。ウィーン音楽大学でオペラ、歌曲、オラトリオをK.エクビルツ、D.マリオン=ノイホールト、W.ベリー、H.ライター、H.プライなどに師事。1989年オーストリアのヤング・ミュージシャン・オブ・ザ・イヤー賞受賞。2001年『こうもり』ロザリンデでウィーン・フォルクスオパーにデビュー。『フィガロの結婚』、『ド ン・ジョヴァンニ』、『魔笛』、『ねじの回転』、『ウィーン気質』、『ほほえみの国』、『メリー・ウィドウ』、『伯爵家令嬢マリツァ』、『チャールダーシュの女王』などで、ウィーン・フォルクスオパー、グラーツ歌劇場、ザルツブルク州立歌劇場、クラーゲンフルト市立劇場、バーデン市立劇場、テアター・アン・デア・ウィーンなどに出演。リートやオラトリオでのコンサートも多く、ヨーロッパ各国、日本、オーストラリアなどで好評を得る。ハイドン、モーツァル ト、ベートーヴェン、バッハ、ヘンデル、オラトリオからシンフォニー、ブラームスのドイツ・レクイエム、オルフの『カルミナ・ブラーナ』などレパートリーは多岐に渡る。ウィーン・フォルクスオパーの主要キャストとして活躍。

 

サビーナ・サピオール(ソプラノ)Sabina Zapior, soprano

【ロザリンデ】

ワルシャワ生まれ。6歳よりワルシャワ国立歌劇場の少年少女合唱団に所属。2007年フレデリック・ショパン音楽アカデミー卒業。現在ウィーン国立音楽大学にてH.ラザルスカ、L.スピッツァーに師事、またE.グルベローヴァにも指導を受ける。スヘルトヘンボス(オランダ)、ウィーン、ミラノ(AsLiCo)、ポーランドなどでのコンクール受賞、また若い音楽家のための音楽祭(サンクトペテルブルク)、ドゥエ・モンディ(スポレート)、マヒリョウの教会音楽フェスティヴァルなどに招かれる。17歳よりオペラで活躍し、02-03年シーズンにポーランド国立歌劇場『こうもり』アデーレでの海外ツアー他、ウィーン・シェーンブルン宮殿劇場『ヴィヴァ・ラ・マンマ』コリッラ、ザンクト・マルガレーテンオペラ祭『魔笛』夜の女王、ブラウナウ市立劇場『こうもり』アデーレ、レグニツァ州立劇場『魔笛』夜の女王、ウィーン国立音楽演劇大学スタジオ『電話』ルーシー、『後宮からの誘拐』ブロンデ/コンスタンツェ、『リゴレット』ジルダ、『カルメン』フラスキータ、『こうもり』ロザリンデ、ウィーン国立歌劇場日本ツアーでのガラコンサートなど出演多数。

 

ヴァレリー・セルキン(テノール)Valeriy Serkin, tenor

【アルフレード】

ウクライナ出身、モスクワ音楽院に学ぶ。1991-94年スタニスラフスキー劇場で『エフゲニー・オネーギン』レンスキー、『セビリアの理髪師』アルマヴィーヴァ伯爵など、93年以降ウィーン・カンマーオパーにて『絹のはしご』ドルヴィル、『四人の田舎者』フィリペート、『ウェルテル』、95年インスブルックにてレンスキー、コンセルトヘボウにてレナード、96年ローザンヌにて『モーツァルトとサリエリ』モーツァルト他、ブレゲンツ音楽祭では『アルトュス王』を歌う。ウェストパームビーチ・オペラでアメリカデビューして以来定期的にアメリカで活動。97年ハンブルクにて『スターバト・マーテル』、ウィーンのモーツァルト・シェーンブルン・フェスティヴァル出演。ストラスブールにて『オルレアンの少女』ライモンド、99-2002年デュッセルドルフ・オペラのレジデント歌手を務め、00-01年パリ国立オペラ『戦争と平和』、トゥール・グランド劇場、アヴィニョンにて『ドン・ジョヴァンニ』ドン・オッターヴィオ、レハール・フェスティヴァルで『ロシアの皇太子』タイトルロールを歌う。シャトレ劇場リヨン国立オペラ、アムステルダム、ブダペスト、モネ劇場、デュッセルドルフ他多数出演。M.ヴィオッティ、J.テイト、K.ナガノ、A.フィッシャー、G.ロジェストヴェンスキー、Y.テミルカーノフ、G.ベルティーニ、V.ユロフスキ、M.ミンコフスキなど共演。

 

フリストフォール・ヨノフ(テノール)Hristofor Yonov, tenor

【アルフレード】

ブルガリア生まれ。2005年ウィーン市立音楽院卒業。E.グルベローヴァ、S.イェルサレム、F.アライサ、R.ヒメネス、F.ルイジ、O.シェンクなどに教えを受ける。在学中『トスカ』カヴァラドッシでオペラデビュー以後、ミュンヘン・プリンツレゲンテン劇場(D.スタール指揮/S.イェルサレム共演)、ブレゲンツ祝祭劇場C.エーベルル指揮『蝶々夫人』、G.ティッヒとの共演他、ウィーン国立歌劇場、ウィーン・フォルクスオパー、スカラ座、メトロポリタン歌劇場、サンフランシスコ・オペラ、プラハ国立歌劇場などに出演。『魔笛』タミーノ、『ドン・ジョヴァンニ』ドン・オッターヴィオ、『アルジェのイタリア女』リンドーロ、『ナブッコ』イズマエーレ、『オテロ』カッシオ、『エフゲニー・オネーギン』レンスキー、『ヴィーヴァ・ラ・マンマ』グリエルモ、『マノン』騎士デ・グリュー、『ウェルテル』ウェルテル、また04年ジョン・カスケン『God’s Liar』、08年キルヒシュテッテン音楽祭にてP.アーノンクールのもと『チェネレントラ』ドン・ラミーロ、09年P.シャーマンのもと『椿姫』アルフレードなど、出演は多数にのぼる。

 

エリザベート・ラング(メゾソプラノ)Elisabeth Lang, mezzo soprano

【オルロフスキー公爵】

ウィーン生まれ。ウィーン音楽大学に学ぶ。声楽をR.ベシュ、C.ザハリア、S.ユリナッチに師事。1988-90年ウィーン国立歌劇場のオペラスタジオ所属。ウィーン国立歌劇場、 ウィーン・カンマーオパー、ウィーン・ノイエ・オパー、シドニーのオペラハウス、フィラッハ、オッシアッハ、ラインガウのフェスティヴァルなど出演。R.ビショフ、W.ワーグナー、A.クヴィツェク、O.ジカン、B.スルツァーなどの現代曲初演も多い。G.ショルティ、P.コーガン、A.フィッシャーなどからの信頼も厚い。『こうもり』オルロフスキー公爵、『コジ・ファン・トゥッテ』デスピーナ、『フィガロの結婚』ケルビーノ、『オルフェオとエウリディーチ』オルフェオ、『真夏の夜の夢』ハーミア、『アルバート・ヘリング』ヘリング夫人など幅広い役の他、歌曲、宗教曲レパートリーも多い。ウィーン市立音楽学校とウィーン音楽大学で教鞭を執っている。

 

イヴォナ・サコヴィッツ(メゾソプラノ)Iwona Sakowicz, mezzosoprano

【オルロフスキー公爵】

ポーランドのビャウィストク生まれ。ウィーン市立音楽院に学ぶ。W.ムーア、A.レイノルズに師事。R.ピエルナイ、G.ジョンソン、A.キルヒシュラーガー、J.ハマリ、A.マレイ、P.ハンブルガー、W.ホルツマイアーの教えを受ける。2008年フランダース・オペラスタジオ入団。2008年Elardo国際声楽コンクール、09年バイロイト・コンクールファイナリスト。在学中に『ダイドーとイニーアス』第一の魔女でウィーン・コンツェルトハウスにてオペラデビュー。以後『フィガロの結婚』ケルビーノ、『コジ・ファン・トゥッテ』ドラベッラ、『ダイドーとイニーアス』ダイドー、『ブリーカー街の聖女』デシデリア、『アルチーナ』ルッジエーロなど出演。バーデン・バーデン、ミュンヘンにてミュンヘン・フィルとの共演(C.ティーレマン指揮)で『エレクトラ』、フランスにて『アルチーナ』ルッジェーロ、ストラスブールにてM.ジェステルと共演、またウィーンにて『ヨハネ受難曲』、ペルゴレージ『スターバト・マーテル』に参加など多方面で活躍を続ける。

 

ハイディ・ヴォルフ(ソプラノ) Heidi Wolf, soprano

【アデーレ】

ドイツ生まれ。ニュルンベルク音楽院、カールスルーエ音楽大学に学び、H.ツァデック、E.シュヴァルツコプフにも教えを受ける。ドイツ・オペラ・アム・ラインのアンサンブルに所属し、 2001-04年ウィーン・フォルクスオパーに在籍。ウィーン国立歌劇場、ドレスデン国立歌劇場、ハンブルク国立歌劇場他、ライプツィヒ、マンハイム、カールスルーエ、ブレーメン、ベルン、グラーツ、ストラスブールなどで、『魔笛』夜の女王、『後宮からの逃走』ブロンデ、『ホフマン物語』オリンピア、『こうもり』アデーレ、『ロシア皇帝と船大工』マリー、『薔薇の騎士』ゾフィー、『ナクソス島とアリアドネ』ツェルビネッタ、『アラベラ』フィアーカー・ ミリなどで活躍。日本、ヨーロッパ各地でのコンサートツアー、またバイエルン放送響、ヘッセン放送響、リトアニア国立響などと共演。ティーレマン、ドゥ・ビリー、ゾルテス、グッテンベルク、レイヤー、クイケン、ネミローヴァ、アレキサンダー、タンボージ、ヒンメルマン、アッカーマン、アーノンクール、コベラなどからの信頼も厚い。

 

マリアナ・ガルシ=クレスポ(ソプラノ)Mariana Garci-Crespo, soprano

【アデーレ】

メキシコ生まれ。14歳でC.M.シェーンブルクのミュージカル『レ・ミゼラブル』コゼットでメキシコ・シティにてデビュー。メキシコの音楽院を経てニューヨークに渡り、ケント音楽院に学ぶ。更にワシントン大学に進んだ後、ベルビュー・オペラ、シビック・ライト・オペラで『魔笛』夜の女王、『後宮からの逃走』ブロンデなどで出演。W.ギルバートと A.サリヴァンの『ペンザンスの海賊』メイベル、『イオランテ』『ミカド』などへも出演。ブリット・ベルンのもとでも研鑽を積んだ後、オレンジ・カウンティ・オペラにて『ホフマン物語』、『ドン・パスクァーレ』ノリーナ、『ラクメ』ラクメなどで活躍。また2007年以降、アン・デア・ウィーン劇場へも度々出演し、P.ドミンゴとも共演している。

 

アルフレード・ベルク(バリトン)Alfred Berg, baritone

【ファルケ博士】

リンツ生まれ。ブルックナー音楽院、ウィーン音楽院に学び、W.クメント、H.ツァデックなどに師事。『ドン・ジョヴァンニ』ドン・ジョヴァンニ、『フィガロの結婚』アルマヴィーヴァ伯爵、『ラ・ボエーム』マルチェッロ、『道化師』シルヴィオ、『ジャンニ・スキッキ』ジャンニ・スキッキ、『ホフマン物語』リンドルフ/コッペリウス/ダペルトゥット/ミラクル博士、『ナクソス島のアリアドネ』ハルレキン、『ファウスト』ヴァレンティン、『スペードの女王』エレツキー、『死の都』ピエロ、『賢い女』王様、『こうもり』ファルケ博士他、マーラー『さすらう若人の歌』『子供の魔法の角笛』、シューマン『詩人の恋』など歌曲レパートリーも多い。U. シルマー指揮ミュンヘン放送管とミュンヘン・フィルハーモニーホールにて『ほほえみの国』、ドレスデン国立歌劇場『こうもり』ファルケ博士、『ラ・ペリコール』ドン・ペドロなどで出演。2009年スペイン、ポルトガルでのツアーではファルケ博士で出演、大好評を博した。

 

ギイ・プッツ(バリトン)Guy Putz, baritone

【ファルケ博士】

ルクセンブルク生まれ。8歳からヴィルツの音楽学校でピアノと歌を学んだ後、2003年までパリとウィーンで建築を学びながら、ウィーン・ヴォーカル・コンソートなどに所属。T.シュタウダッヒャーにソロ歌唱を学び、05-08年ウィーン音楽大学にてF.ルカソフスキーに、オペラをオルロウスキー、タイマーに師事。05年ウィーン音楽演劇大学スタジオにて『賢い女』王様でオペラデビュー。ウィーン音楽大学『カルミナ・ブラーナ』、『電話』ベン、07年ウィーン・シェーンブルン宮殿劇場『こうもり』ファルケ博士、08年ウィーン音楽演劇大学スタジオ『エフゲニー・オネーギン』エフゲニー・オネーギン、マルタン『イェーダーマン』6つのモノローグ、M.マレー『アルシオーヌ』、クリーグラッハ古楽週間にて『ペレとテティスの婚礼』ペレなどに出演。アーノルド・シェーンベルグ合唱団でも多くのオペラ出演、オラトリオ、ミサ曲のソリストとしても多く招かれている。

 

クレーメンス・スロヴィオチェク(バリトン)Klemens Slowioczek, baritone

【フランク】

チェコ生まれ。オストラヴァの音楽学校、ヤナーチェク音楽大学に学び、在学中よりイタリアの劇場に多く出演。オストラヴァ国立劇場と契約。プラハの春国際コンクール入賞。1973年W.フェルゼンシュタインに師事、その才能を認められ、ベルリン・コミッシェ・オペラにフィガロ役でデビュー。以来30年に渡り同オペラにて58種類もの役をこなし、演出家H.クプファーのもと長年活躍。1979年には宮廷歌手の称号を授与された。『フィガロの結婚』フィガロ、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』 コートナー、『ラ・ボエーム』ショナール、『売られた花嫁』ケツァル、『ドン・ジョヴァンニ』レポレッロ、『魔弾の射手』カスパール/クーノー、『リエンツィ』オルシーニ、『こうもり』フランク、『カヴァレリア・ルスティカーナ』アルフィオ、『フィデリオ』ピッツァーロ、『ルサルカ』水の精、『セビリアの理髪師』バルトロなど、多くのレパートリーを誇る。

 

ホルゲ・ナザララ-ファビエ(バリトン)Jorge Nazrala-Favier, baritone

【フランク】

アルゼンチン生まれ。メンドーサのクージョ音楽大学でピアノを、ウィーン国立音楽大学でピアノ教育と歌唱を学ぶ。I.コトルバス、O.ウィドマー、T.ハンプソン、G.オピッツ、R.トゥレックにも教えを受ける。在学中よりコンチェントゥス・ヴォカリス、アーノルド・シェーンベルク合唱団、フーゴ・ディストラー合唱団に所属。1991-94年ウィーン放送合唱団アンサンブルで活躍し、ウィーン楽友協会、コンツェルトハウス、ケルンフィルハーモニー、ブエノス・アイレス・コロン歌劇場、ザルツブルク音楽祭などへ出演。2007年ウィーン芸術週間、08年『ルイサ・フェルナンダ』でアン・デア・ウィーン劇場デビュー(J.カバリエ=ドメネク指揮、E.サージ演出、P.ドミンゴ/P.プティボン共演)他、『コジ・ファン・トゥッテ』グリエルモ、『ドン・ジョヴァンニ』ドン・ジョヴァンニ、『魔笛』パパゲーノ、『フィガロの結婚』アルマヴィーヴァ伯爵、『愛の妙薬』ベルコーレ、『チェネントラ』ダンディーニ、『セビリアの理髪師』ドン・バルトロ、『アメリア舞踏会に行く』夫、『オテロ』ヤーゴ、など幅広く活躍。

 

ダヴィッド・アメルン(テノール)David Ameln, tenor

【ブリント博士】

1978年ベルリン生まれ。三代に渡る音楽家一家に育ち、4歳から音楽教育を受ける。ロストック音楽演劇大学にてA.ボールドウィン、後にC.バッハ=レールに師事。在学中よりコンサート活動や、数多くのオペラやオペレッタに出演、エヴァンゲリスト、歌曲歌手としての名声も高める。2006年ラインスベルク城国際室内オペラコンクールにて入賞。シュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭などに出演。ベルリン、ハンブルク、ブランデンブルク、リューベック、ゲーラ、キールラインベルクなど多くの劇場と契約している。07-08年シーズンにライプツィヒ歌劇場ミュージカル・コメディーにて長期契約を果たし、多くのオペレッタやミュージカルに出演。09-10年シーズンはデッサウのアンハルト劇場でのミュージカル『キャンディード』のタイトルロールで出演予定。

 

フランツ・スーラーダ(俳優)Franz Suhrada, actor

【フロッシュ】

ウィーン生まれ。クラウス教授演劇学校に学び、フォルクステアター、ヨゼフシュタットテアター、フォルクスオパー、ローナッハー劇場、カンマーシュピーレン、ウィーン・カンマーオパー、ライムント劇場、トリビューネ劇場をはじめ、ドイツ語圏の多くの劇場、舞台で活躍。ミュージカルでも『ドン・キホーテ』『ラ・マンチャの男』『アナテフカ』『アレクシス・ソルバス』『キス・ミー・ケイト』で主役を演じ大成功を収めた。フライエ・フォルクスビューネ・ベルリン、ハンブルク州立歌劇場、ロストック・ フォルクステアター、デッサウテアター、ライプツィッヒオパー、マンハイム・ナショナルテアターへも多く出演しており、またスペイン、チェコ、日本にてオペレッタやミュージカルに出演、高い人気を得ている。テレビ出演でも性格俳優として高い評価を得ており、多くの連続ドラマ番組や映画にも登場、絶大な人気を博している。

 

ウルスラ・サメイト(バレエ)Ursula Szameit, dancer

【イーダ】

ウィーン生まれ。ウィーン国立歌劇場のバレエ学校に学び、1971-2000年ウィーン国立歌劇場のバレエ団に在籍。83年よりジュネス・バレエに出演。98年からは振り付けも手がけ、「若手振付家の夕べ」やウィーン国立歌劇場などで活躍。国内外で多くの公演に参加しており、04年ウィーン国立歌劇場日本公演にも出演。05-06、06-07年のシーズンにはウィーン・フォルクスオパーにゲスト出演。01年より言語演劇場でも精力的に活動を行っている。

 

 

 

 

ディートリッヒ・フォン・グレーブマー(舞台美術)Dietrich von Grebmer, set designer

イタリアのブルーニコ生まれ。ザルツブルク・モーツァルテウム大学にて舞 台制作を専攻。卒業後はザルツブルク音楽祭の舞台装置アシスタントを務め、またチューリッヒ歌劇場、ベルリン・レーニナー・プラッツでも活躍、 1989-92年コーブルク州立劇場の技術監督を務める。以来、フリーとして活躍を続け、オペラではB.ファスベンダーと共に、ラインオペラ(ストラス ブール)での『アラベラ』やハノーヴァー州立歌劇場『こうもり』の舞台を手がけ、またG.タボリとも演劇とオペラの両分野で活躍している。2006年 ウィーン国立歌劇場にてモーツァルト『バスティエンとバスティエンヌ』、ウィーン・シェーンブルン宮殿劇場では3年にわたり『ウィーン気質』『こうもり』 『小鳥売り』を手がけている。

 

トーマス・ベッチャー(合唱指揮)Thomas Bottcher, choir master

オーストリア、ニーダーエステライヒ州生まれ。ウィーン国立音楽大学にて 音楽教育、器楽教育、指揮法をエステライヒャーに、作曲をガッテルマイヤーに師事。ウィーン・ジングアカデミー合唱団、ニーダーエステライヒ青少年声楽週 間の合唱監督アシスタント、ウィーン ・ノイエ・オパー、ウィーン夏期オペラでコレペティトゥア/指導者として活躍。1990-96年ウィーン少年合唱団の指揮者、ピアニストとして世界中で公 演を行う。97-2002年ウィーン音楽大学伴奏科講師。99年よりオーストラリア、ボストンに招かれ指導を行う。クロースターノイブルク夏期オペラで 01年より『売られた花嫁』『アルジェのイタリア女』『魔笛』などを合唱指揮。00年よりウィーン・フォルクスオパー第二合唱指揮者。09年シュタイヤー 音楽祭ではミュージカル『コメディアン・ハーモニスツ』芸術監督、同オペラ制作部門『カルメン』の指揮を務めた。

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