ウィーンの名門 オッテンザマーファミリー
エルンスト・オッテンザマー Ernst Ottensamer, clarinet
1955年オーストリア生まれ。1979年ウィーン・フィル ハーモニー管弦楽団/ウィーン国立歌劇場管弦楽団奏者に就任、1983年以来ソロ首席奏者として活躍。1986年よりウィーン音楽大学にて教鞭をとり、2000年同大学教授に就任。
ウィーン・ヴィルトゥオーゼン、ウィーン管楽アンサンブル、ウィーン・ゾリステン・トリオなどのアンサンブルで活躍する他、アルバン・ベルク弦楽四重奏団、アルティス弦楽四重奏団、ヒューゴ・ヴォルフ弦楽四重奏団などとも共演、またサー・サイモン・ラトル、アンドレ・プレヴィン、ダニエル・バレンボイム、オレグ・マイセンベルク、ルドルフ・ブッフビンダー、シュテファン・ヴラダー、ジュリアン・ラクリン、ミッシャ・マイスキー、エディタ・グルベローヴァ、アンゲリカ・キルヒシュラーガー、ジュリアン・バンゼなどと共演。
ウィーン・フィル、ウィーン室内管、ブダペスト・フィル、ザルツブルク・モーツァルテウム管、リンツ・ブルックナー管、ゲッヒンゲン聖歌隊、日本では名フィル他へ客演し、ズービン・メータ、シャンドール・ヴェーグ、ヘルムート・リリング、レオポルド・ハーガー、シモーネ・ヤング、佐渡 裕、サー・コリン・デイヴィスなどの指揮者と共演。ソロ、室内楽両方で多くのCDをリリース。
2005年、息子のダニエル、アンドレアスと共にトリオ「クラリノッティ」を結成。3人のために多くの作品が作曲され、またCDもリリース、幅広い活躍を続けている。